備北二次医療圏

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備北二次医療圏

三次市／庄原市

備北二次医療圏の地域に関するコメント

備北医療圏の2045年時点での人口減少割合は約35.56％となっています。広島県全体の人口減少率が約14.6%であり、広島県で2番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、広島県の平均の増加率約9.11%に対して、増加率約-23.36%となっており、広島県で2番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。老年人口は約7,900人減少が予想されており、3番目に増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約-30.9減少する予想となっており、循環器の疾患や消化器の疾患・健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用の患者が増加すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

備北二次医療圏の人口推移(人)

備北二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

備北二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は広島県の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	6,367	6,078	5,812	5,508	5,148	4,775	4,398
増加率	100.0%	95.5%	91.3%	86.5%	80.9%	75.0%	69.1%

備北二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は広島県の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	6,367	5,508	4,398	86.5%	69.1%	-858	-1,969
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	157	130	99	82.9%	63.0%	-27	-58
Ⅱ　新生物	268	246	196	91.7%	73.1%	-22	-72
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	5	4	3	74.4%	56.6%	-1	-2
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	537	461	364	86.0%	67.9%	-75	-172
糖尿病（再掲）	288	253	202	87.9%	70.1%	-35	-86
Ⅴ　精神及び行動の障害	179	142	113	79.6%	63.1%	-36	-66
Ⅵ　神経系の疾患	136	125	103	91.9%	76.3%	-11	-32
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	307	265	213	86.1%	69.2%	-43	-95
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	95	79	63	83.6%	66.1%	-16	-32
Ⅸ　循環器系の疾患	1,067	998	807	93.5%	75.7%	-69	-259
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	170	165	131	96.7%	76.7%	-6	-40
脳血管疾患（再掲）	141	137	113	97.3%	80.3%	-4	-28
Ⅹ　呼吸器系の疾患	573	466	371	81.2%	64.8%	-108	-202
肺炎（再掲）	0	0	0			0	0
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,204	1,007	796	83.6%	66.1%	-197	-408
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	239	198	157	82.8%	65.4%	-41	-83
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	570	516	414	90.5%	72.6%	-54	-156
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	149	130	103	87.3%	69.2%	-19	-46
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	5	3	3	70.9%	57.5%	-1	-2
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	0	0	0			0	0
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	0	0	0			0	0
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	45	38	31	84.9%	67.8%	-7	-15
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	160	135	108	84.6%	67.2%	-25	-52
骨折（再掲）	48	42	33	87.4%	67.2%	-6	-16
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	672	566	455	84.2%	67.8%	-106	-217

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

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