後志二次医療圏

※グラフにマウスをポイントすると詳細の数値が確認できます

後志二次医療圏

小樽市／島牧郡島牧村／寿都郡寿都町／寿都郡黒松内町／磯谷郡蘭越町／虻田郡ニセコ町／虻田郡真狩村／虻田郡留寿都村／虻田郡喜茂別町／虻田郡京極町／虻田郡倶知安町／岩内郡共和町／岩内郡岩内町／古宇郡泊村／古宇郡神恵内村／積丹郡積丹町／古平郡古平町／余市郡仁木町／余市郡余市町／余市郡赤井川村

後志二次医療圏の地域に関するコメント

後志保健医療圏の2045年時点での人口減少割合は約48.29％となっています。北海道全体の人口減少率が約25.6%であり、北海道の中で9番目に人口の減少率が高い医療圏になっています。
医療需要が最も見込める老年世代の増加率は、北海道の平均の増加率約9.46%に対して、増加率約28.96%となっており、北海道で6番目に老年人口の増加率が低い医療圏となっています。また老年人口は約22200人減少が予想されており、最も増加数が少ないと予想される医療圏となっております。一日当たりの外来患者数は約41.4％減少する予想となっており、呼吸器系の疾患と筋骨格系の疾患が減少すると予想されます。（※2015年の人口データと比較しています。）

後志二次医療圏の人口推移(人)

後志二次医療圏の人口増減割合と老年人口の推移

後志二次医療圏の１日当たりの外来患者数

※年齢区分別将来推計人口×年齢区分別性別受療率 ※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む） ※受療率の年次変化は考慮していません ※国立社会保障・人口問題研究所『日本の地域別将来推計人口（2018年推計）より集計

年	2015年	2020年	2025年	2030年	2035年	2040年	2045年
患者数	11,691	10,987	10,224	9,411	8,484	7,641	6,851
増加率	100.0%	94.0%	87.5%	80.5%	72.6%	65.4%	58.6%

後志二次医療圏の疾病別将来推計外来患者数

※受療率は北海道の数値を使用しています（診療所の数値を含む）

	1日当たり外来患者数（人）（受療率×年齢別人口の推移）			増加率（対2010年度）		増加数
	2015年	2030年	2045年	2030年	2045年	2030年-2015年	2045年-2015年
総数	11,691	9,411	6,851	80.5%	58.6%	-2,280	-4,841
Ⅰ　感染症及び寄生虫症	271	202	141	74.4%	51.8%	-69	-131
Ⅱ　新生物	448	369	271	82.3%	60.5%	-79	-177
Ⅲ　血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害	26	22	16	82.3%	61.8%	-5	-10
Ⅳ　内分泌，栄養及び代謝疾患	769	627	467	81.6%	60.7%	-141	-302
糖尿病（再掲）	380	316	239	83.0%	62.8%	-65	-141
Ⅴ　精神及び行動の障害	429	322	223	75.1%	51.9%	-107	-206
Ⅵ　神経系の疾患	381	348	261	91.2%	68.5%	-33	-120
Ⅶ　眼及び付属器の疾患	383	306	222	79.7%	57.9%	-78	-161
Ⅷ　耳及び乳様突起の疾患	89	68	47	76.1%	53.0%	-21	-42
Ⅸ　循環器系の疾患	1,677	1,522	1,186	90.8%	70.7%	-154	-491
心疾患（高血圧性のものを除く）（再掲）	244	233	187	95.6%	76.7%	-11	-57
脳血管疾患（再掲）	215	203	160	94.2%	74.2%	-12	-56
Ⅹ　呼吸器系の疾患	821	569	389	69.3%	47.4%	-252	-432
肺炎（再掲）	11	7	6	62.9%	49.8%	-4	-6
ⅩⅠ　消化器系の疾患	1,899	1,416	984	74.5%	51.8%	-483	-915
ⅩⅡ　皮膚及び皮下組織の疾患	553	398	273	72.1%	49.4%	-154	-280
ⅩⅢ　筋骨格系及び結合組織の疾患	1,447	1,269	946	87.7%	65.4%	-178	-500
ⅩⅣ　腎尿路生殖器系の疾患	636	527	392	82.8%	61.6%	-109	-244
ⅩⅤ　妊娠，分娩及び産じょく	16	9	6	58.2%	37.6%	-7	-10
ⅩⅥ　周産期に発生した病態	3	2	1	59.2%	38.0%	-1	-2
ⅩⅦ　先天奇形，変形及び染色体異常	7	4	3	62.8%	38.8%	-2	-4
ⅩⅧ　症状，徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの	134	111	80	82.6%	59.8%	-23	-54
ⅩⅨ　損傷，中毒及びその他の外因の影響	463	363	264	78.6%	57.1%	-99	-199
骨折（再掲）	157	138	105	87.7%	66.4%	-19	-53
ⅩⅩⅠ　健康状態に影響を及ぼす要因及び保健サービスの利用	1,240	958	679	77.3%	54.8%	-282	-561

診療圏とは

診療圏とは、そのクリニックを利用する患者がどの地域から来院しているかを表したものです。診療圏は、地域ごとに広さも形も変わります。診療圏はそのクリニックの認知度の高さを表しているともいえます。

診療圏の考え方

新しく開業をする場合は、医院を開業した場合、どの程度の来患を見込めるのかを考える必要があります。「都道府県」「市」「町・村」といった順番で開業地を絞っていく必要がありますが、開業地選定の際の視点は重要なポイントになってきます。「都道府県」「市」について決定する場合は、その地域にどの程度医療ニーズがあるのかを把握しておく必要があります。

← 北海道一覧を見る

事業承継Ｑ&Ａ